お庭などに植えられる植栽樹木の形状を表すために、
樹高（H）、目通り（C）、葉張り（W）などの寸法表記があります。
例えば、イロハモミジ株立　樹高（H）3.5ｍ、葉張り（Ｗ）2.0ｍ
などと表記され、
この樹木の大まかな姿を知ることができます。

とはいえ生産地の気候や土壌、生産者の想いなど、
様々な要因で、規格の数字が同じでも、違う雰囲気の樹木があるもの事実です。
葉の色や、細かい葉の形や全体の形状は、数字では表せないのですよね。

建築に合わせた植栽をするために、植える前に樹木も見て確かめたい。
今日はそんなお客様に、仕入先の樹木の農園を見ていただきました。

広い敷地に、出荷前の樹木が沢山植えられています。

建築の完成イメージと、周りの環境を想像しながら、
ご希望の種類の樹木を何種類か、見て確認をしていただきました。
数字や写真より、実際に見ると、さらに雰囲気がつかめると思います。

植えるのは来年になりそうですが、よい植栽になることを願っています。

by teranishi