ここ数日間は、植栽の仕事が集中していました。

新設のマンションや個人のお庭に木を植える仕事です。

新設のマンションの植栽は、マンション完成の日程が決まってるので、

限られた日程の中で、材料の手配や人材の確保など注意が必要です。

そして作業する時も、建築関係の色々な業者さんと同時に作業するので、

お互いに気を使いながらの作業となります。

樹木が成長して、人々の憩いの場所となることを想像しながら。

ところで、先日家族でドライブに出かけたとき、

子供が喋っていたことが気になりました。

開発により、今まであった森や林が姿を消したというのです。

人間は、光合成をしてくれる木がないと生きてゆけないのに、

どうして開発が進んでいくのかを嘆いていました。

将来そういった仕事には就きたくないと。

小さな子供だと思っていたけど、色々と考えているんだな～。

成長し、自分の将来や社会問題に関心を持ち始めた我が子を、

嬉しく思いました。

また、私自身はどうなのだろう。

お父さんはこんな仕事をしているのだと、

子供たちに胸を張って言えるだろうか。

自問自答するのでした。

人間が快適な暮らしを行うために、開発が行われ環境が壊されたなら、

その環境を取り戻すことも必要なはず。

ほんの少しのことしかできませんが、木を植える仕事を通して、

地球の環境に対し貢献をしたいと思うのです。

by teranishi